オーナーのKさまは宇都宮で代々商業を営まれてきた旧家。早くからアパート経営を始められ、賃貸経営には充分なキャリアをお持ちです。今回建てられた「ヴィラ下古山」の土地は、今までまったく利用していなかったとのこと。農地でもないため、当然ながら割高な固定資産税を納め続けてこられました。それが区画整理になり下水道も通ったことで、あらためて土地活用を検討され「やはり手慣れた賃貸経営がいいのでは」と考えられたそうです。この石橋地域は「大きな賃貸需要が見込める」とKさまはおっしゃいます。近隣には自治医大と独協医大が控え、そこに勤める人や医大生が多いこと。そして、電車で都心まで1時間あまりという完全な通勤圏であること。自動車メーカーの大工場や工業団地も近い、といった諸条件から、賃貸住宅への需要は確かに大きなものがあるようです。
しかし、近年は賃貸住宅が数多く建てられ、乱立気味という状況も生まれつつあります。区画整理事業が進んで、農地から賃貸経営への転用が増えていることもその原因になっているといいます。そこで、Kさまは「他の物件との競争に負けない賃貸住宅にする」ことを最大のテーマとして、計画を練られました。 |
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「ヴィラ下古山」は1世帯に1棟という、まさに一戸建の賃貸住宅。変化に富んだ複合屋根が美しい総2階建で、2棟が並んでいます。印象的なのは、そのファサード。バルコニーと一体化した吹抜け空間や、リズミカルに配置された小窓がおしゃれなイメージを与えます。ツートーンの外壁は上質な戸建用素材を採用。また、建物の前には1世帯に2〜3台は駐車できそうな、広いカースペースも設けられています。室内は1階に広々としたLDKと水まわり、2階に3室の居室を配置したファミリープラン。2階の主寝室には、ウオークインクローゼットも備えてあります。
賃貸住宅が数多く建っている石橋地域にあって「ヴィラ下古山」はひときわ目立つ存在。その競争力の高さは、完成前に入居希望者が殺到したという事実が物語っています。こうした贅沢ともいえる設計には、一級建築士であるご長女のOさまのキャリアと考え方が反映されているようです。 |
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Oさまは長年、建築デザインにたずさわってこられ、海外生活の経験も豊富。その目から見ると「日本の賃貸住宅は、一般住宅に比べてワンランク下のデザインや仕様になってしまう」とおっしゃいます。その根底には「賃貸住宅は戸建住宅を保有するまでの仮住まい」という発想があるのではないか。しかし、これからは「生活の変化に応じて家を住み替えるという米国的なくらし方になっていくと思う」とOさま。そういう意味では「賃貸住宅だから画一的なデザインでもいい、この程度の仕様でいいというのはナンセンス」とおっしゃいます。
「ヴィラ下古山」はそういう考え方を可能な限り反映し、戸建品質に徹して設計されました。「住む人が自分の家として愛着を持ってくれれば、くらし方も丁寧になるし、グレードにふさわしい入居者も選べるというメリットも大きいのでは」と、お二人の意見が一致して生まれた「ヴィラ下古山」。常識的な賃貸経営の発想では考えにくかった“上質”という魅力が地域の注目を集めています。 |
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| (2004年3月現在) |
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| 重厚な印象を与えるタイル貼りのファサードがグレードの高さをうかがわせます。 |
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| 2階のバルコニーと一体化した大きなゲートのようなデザインが個性的です。 |
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| アプローチにはおしゃれなアイアンの門扉が設けられ、上質感を演出しています。 |
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| 玄関ドアも戸建住宅仕様を採用。アパート仕様とは異なる高級感を醸し出しています。 |
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| 陽射しをたっぷり取り入れる、奥行きのあるバルコニーは、ウッドデッキ風に仕上げました。 |
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| 「住む人が愛情を持ってくれるような建物にしたい」そんなお二人のご希望に、パナホームも積極的にさまざまな設計提案でお応えしました。 |
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