![]() 江戸時代にはご先祖が3代にわたって名主をつとめ、本家は代官の職にあったというF家。「パナタウンコスモ」オーナーのFさまは18代目にあたります。愛着の深い先祖伝来の土地を、豊かな環境を保全しながらいかに子孫に伝えていくか―Fさまの土地活用の大きなテーマです。 |
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| Fさま 15年ほど前からですね。息子は会社勤めをしているので、農業は私の代で終わりです。これからは相続対策に本腰を入れないと大変なことになると考えて、3期に分けてパナホームで13棟56戸の賃貸住宅を建てました。親戚の家を見ても、どこも相続で半分くらい土地を失っているわけです。一昨年に相続があった家では、対策が間に合わなくて1町5反以上も物納しました。今は子孫に土地を伝えるというのが、本当にむずかしい時代です。うちも遠くの土地は物納用に取ってありますが、屋敷に近い地所はなんとかして守りたいと思ってるんです。 |
| Fさま もともとあの土地は竹林と畑でして、生産緑地の指定を受けていたんです。ところが、7年前に心筋こうそくを起こして重労働を止められたものだから、農作業はできないし、春にタケノコが出ても掘ることもできないという状態でね。生産緑地内の土地は造成したり建物を建てたりできないという制限があるので、どうしたらいいものかとパナホームに相談したんです。そうしたら、私のように病弱で農業を続けられない場合は、規定の手続きを踏めば制限がはずれるということがわかって肩の荷が下りました。賃貸住宅のローンを抱えてますから、今回は事業資金を借りなくてもできる活用法ということで定借を採用したんです。生産緑地の頃のようにはいきませんが、固定資産税も安くなるし、相続対策にもなる。それに、きれいに区画割りをしておけば後々の代になっても利用しやすいだろうと考えたんです。 |
| Fさま 昔から母屋の前の地所は広く開けておけと言われてましてね(笑)。将来は息子や孫が自由に使えるようにという気持ちもあって、屋敷の南側にあたる5区画は残しました。もう本格的な農作業はできませんが、しばらくは畑にして老後の楽しみに家で食べる分程度の野菜を作りたいですね。 |
| Fさま 街づくりや環境ということを大切に考えてプランを提案してくれるからです。この東門前の町は、Fの家が先祖代々住み続けてきた土地ですし、できればこの先も子孫に住み続けていってほしい。そのためには、やっぱりいい町並み、いい環境を残してやらないといけません。私は広さというのも環境の大きな要素だと思うんです。ですから、今回の定借のプランでも、1区画あたりの敷地面積がゆったりとしているのですごく満足しています。建物もかっこよくて素晴らしいと思いますよ(笑)。 |